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- 数学科の伊藤勝助手が、「日本オペレーションズ・リサーチ学会2021年秋季研究発表会」において、学会賞「第11回研究賞奨励賞」を受賞しました。
数学科の伊藤 勝 助手が、日本オペレーションズ・リサーチ学会において、学会賞を受賞しました。
■受賞名:日本オペレーションズ・リサーチ学会 第11回研究賞奨励賞
■研究内容:最適化問題における新手法の創成、及び付随する数学的構造の解明です。
これらは、凸計画問題に対するアルゴリズムや凸錐の幾何学の研究を対象とした画期的な研究成果です。
伊藤 勝 助手は、ある種の凸計画問題に対し適応的一次法と呼ばれる手法を構成し、準最適な反復計算量の評価や、p次錐という数学的対象の自己同型群の構造解明を行いました。さらに2次錐以外の p次錐の非等質性と非自己双対性を証明し、凸錐に対するカラテオドリ数の新たな上界を確立しました。
受賞おめでとうございます。